リスボンでエシカルな買い物ができる場所。
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Cidac«Comercio Justo» リスボンでエシカルな買い物ができる場所
<<フェアトレードのお店>>


*フェアトレード: 直訳すると、公平・公正な貿易という意味を持っています。国等によって定義は異なるようですが、フェアトレード・ラベル・ジャパンさんの定義によると、「開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」」となっています。
(https://www.fairtrade-jp.org/about_fairtrade/course.php)
●ポルトガルのフェアトレードショップに行ける!とはりきって、行ったものの、、。
自分がノートに書き留めていた住所とは違うところにあったので、実は少し道に迷ってしまいましたが:)
*Picoas駅(メトロ)から降りてすぐのところにCIDACはあります。
住所:Rua Tomás Ribeiro, 3-9 1069-069, Lisboa
(月曜~金曜:10時~19時、土曜:10時~14時)
けれども。たまたま道を尋ねた方がCIDACの常連さん
(すごい偶然です!)だったので、彼女につれていってもらい、すぐにお店につくことができました!
店内に入ると、気さくな女性が声をかけてくれ、お店の説明をしてくれました。このフェアトレードショップでは、食料品、洋服、アクセサリー、日用雑貨、おもちゃなどが売られています。
早速、一番初めに目に入った上質な羊毛で編まれたセーター、肌触りがよいリネンのシャツを手に取ってみました。聞いてみると、ポルトガル製とのこと。どちらも試着をしてみましたが、デザイン以上に着心地のよさに強く惹かれました。
ちなみにリネンのシャツはEUR70~、羊毛の服はEUR100前後で売られています。

CIDACで販売されていた、アクセサリー。
このアクセサリー。何でできていると思いますか?
ぱっと見ると何かの豆、種に見えますが、実は、100%木でできているアクセサリーなのです。
これは、シリアの女性グループが作ったもので、留め具以外はすべて木でできています。
デザインとしては、とてもシンプルでモダンなのに、
天然素材を使っているからか、どこかあたたかい雰囲気が感じられます。
実際につけてみましたが、無地の洋服にとても映え、ナチュラル&モダンな雰囲気に仕上げてくれます。
店内を見渡すと様々な品物が並んでいました。
そしてどれも、CIDACメンバーが選んだフェアトレード製品。
せっかくポルトガルに来たのだからと思い、「ポルトガル産のものを探しています」と相談をすると、洋服以外にも、ポルトガル産のものとして、コルクのブローチ、木製のゆびわ、ハーブティー、オリーブオイル、塩、ジャム、木のおもちゃ等を紹介してくれました。あれれ、それ以外の店内にあるものは・・・?聞くと、「ポルトガル以外には、アフリカ、アジア、南米からのものもあるわ」と教えてくれました。

ポルトガル産のおもちゃたち。
お店の方と話をしながら、店内でゆっくり商品を見ている時間は何とも楽しい時間でしたが、同時にふとした疑問が浮かびました。
「ポルトガルでは一体、どういう人たちがここのお店(フェアトレード製品)で買い物をしているんだろう?」と。
そこで、そんな素朴な((?)質問を彼女に投げかけてみました。
すると、少し笑いながら的確に、そして丁寧に答えてくれました。
「そうね、お客さんは中流階級以上の方が多いわね。
ポルトガル経済は最悪な時期を乗り越えつつも、決して多くの人がフェアトレード製品を買えるというわけではないわ。私たちが売っている製品は、大手スーパーのもので売られているものと比べると、価格の面で劣るのは確かね。ものにもよるけれど、例えば、パスタは、そうね、大手スーパーのものと比べると、3倍はするわ。でもね、だからといって私たちが売っている製品をお金持ちの人たちだけが買っているかというと、そういうことでもないの。環境問題や、健康に対する意識が高い人たち。こういう人たちが私たちのお店を今日まで支えてくれているの。
そしてうれしいことがね、大体の人が、自分なりの‘’Myルール’’を決めて買いに来てくれるの。つまり、全部の製品をフェアトレード製品で揃えることは難しいけれど、例えば、コーヒーだけは、ここ(CIDAC)で買うってね。」
なるほど、Myルールね。。確かに、決して安くはないフェアトレード製品を継続的に買うためには、自分が無理をしないで続けられるかが1つのポイントですよね~。「自分なりのMYルールをつくる」これは、とてもいいですね!
(フェアトレード製品に対してだけではなく、色々なことにも使えそうです:)

左から:イタリア産の環境に配慮した素材でできたシャンプー、ポルトガル産のコルクでできたブローチ、ポルトガル産のハーブティー。

どこの誰がどういった素材で作ったか。
それは、スーパーや、コンビニ、大量生産のための工場ができる以前であれば当たり前に知れたこと。
それが難しくなった今、ものが作られた背景(ストーリー)を知るということは、とても大切なことなのかもしれません。
<<フェアトレードのお店>>


*フェアトレード: 直訳すると、公平・公正な貿易という意味を持っています。国等によって定義は異なるようですが、フェアトレード・ラベル・ジャパンさんの定義によると、「開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」」となっています。
(https://www.fairtrade-jp.org/about_fairtrade/course.php)
●ポルトガルのフェアトレードショップに行ける!とはりきって、行ったものの、、。
自分がノートに書き留めていた住所とは違うところにあったので、実は少し道に迷ってしまいましたが:)
*Picoas駅(メトロ)から降りてすぐのところにCIDACはあります。
住所:Rua Tomás Ribeiro, 3-9 1069-069, Lisboa
(月曜~金曜:10時~19時、土曜:10時~14時)
けれども。たまたま道を尋ねた方がCIDACの常連さん
(すごい偶然です!)だったので、彼女につれていってもらい、すぐにお店につくことができました!
店内に入ると、気さくな女性が声をかけてくれ、お店の説明をしてくれました。このフェアトレードショップでは、食料品、洋服、アクセサリー、日用雑貨、おもちゃなどが売られています。

早速、一番初めに目に入った上質な羊毛で編まれたセーター、肌触りがよいリネンのシャツを手に取ってみました。聞いてみると、ポルトガル製とのこと。どちらも試着をしてみましたが、デザイン以上に着心地のよさに強く惹かれました。
ちなみにリネンのシャツはEUR70~、羊毛の服はEUR100前後で売られています。

CIDACで販売されていた、アクセサリー。
このアクセサリー。何でできていると思いますか?
ぱっと見ると何かの豆、種に見えますが、実は、100%木でできているアクセサリーなのです。
これは、シリアの女性グループが作ったもので、留め具以外はすべて木でできています。
デザインとしては、とてもシンプルでモダンなのに、
天然素材を使っているからか、どこかあたたかい雰囲気が感じられます。
実際につけてみましたが、無地の洋服にとても映え、ナチュラル&モダンな雰囲気に仕上げてくれます。
店内を見渡すと様々な品物が並んでいました。
そしてどれも、CIDACメンバーが選んだフェアトレード製品。
せっかくポルトガルに来たのだからと思い、「ポルトガル産のものを探しています」と相談をすると、洋服以外にも、ポルトガル産のものとして、コルクのブローチ、木製のゆびわ、ハーブティー、オリーブオイル、塩、ジャム、木のおもちゃ等を紹介してくれました。あれれ、それ以外の店内にあるものは・・・?聞くと、「ポルトガル以外には、アフリカ、アジア、南米からのものもあるわ」と教えてくれました。

ポルトガル産のおもちゃたち。
お店の方と話をしながら、店内でゆっくり商品を見ている時間は何とも楽しい時間でしたが、同時にふとした疑問が浮かびました。
「ポルトガルでは一体、どういう人たちがここのお店(フェアトレード製品)で買い物をしているんだろう?」と。
そこで、そんな素朴な((?)質問を彼女に投げかけてみました。
すると、少し笑いながら的確に、そして丁寧に答えてくれました。
「そうね、お客さんは中流階級以上の方が多いわね。
ポルトガル経済は最悪な時期を乗り越えつつも、決して多くの人がフェアトレード製品を買えるというわけではないわ。私たちが売っている製品は、大手スーパーのもので売られているものと比べると、価格の面で劣るのは確かね。ものにもよるけれど、例えば、パスタは、そうね、大手スーパーのものと比べると、3倍はするわ。でもね、だからといって私たちが売っている製品をお金持ちの人たちだけが買っているかというと、そういうことでもないの。環境問題や、健康に対する意識が高い人たち。こういう人たちが私たちのお店を今日まで支えてくれているの。
そしてうれしいことがね、大体の人が、自分なりの‘’Myルール’’を決めて買いに来てくれるの。つまり、全部の製品をフェアトレード製品で揃えることは難しいけれど、例えば、コーヒーだけは、ここ(CIDAC)で買うってね。」
なるほど、Myルールね。。確かに、決して安くはないフェアトレード製品を継続的に買うためには、自分が無理をしないで続けられるかが1つのポイントですよね~。「自分なりのMYルールをつくる」これは、とてもいいですね!
(フェアトレード製品に対してだけではなく、色々なことにも使えそうです:)

左から:イタリア産の環境に配慮した素材でできたシャンプー、ポルトガル産のコルクでできたブローチ、ポルトガル産のハーブティー。

どこの誰がどういった素材で作ったか。
それは、スーパーや、コンビニ、大量生産のための工場ができる以前であれば当たり前に知れたこと。
それが難しくなった今、ものが作られた背景(ストーリー)を知るということは、とても大切なことなのかもしれません。